ISBD(国際双極症学会)が日本で開催されます!

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ISBDって?

こんにちは。ネット心理教育の布団ちゃんです。
今日はISBD (国際双極症学会)の集まりが日本の千葉で行われるというお知らせについて書きたいと思います。
ISBDはInternational Society for Bipolar Disordersの省略系で、日本語にすると国際双極症学会です。
ISBDは、双極症に関する研究や治療の発展を目的とした国際的な学会で、医師や研究者、当事者、支援者などが世界中から集まるコミュニティです

ISBDは国際的な団体なので、毎年世界中の色々な場所で、研究者だけでなく当事者なども集まる大きなイベント(ISBDカンファレンス)を行なっています。
ISBDカンファレンスは、専門家だけでなく、双極症の当事者やその家族や支援者にとってもとても貴重な機会なんです!

ISBDカンファレンスってどんなイベント?

ISBDのカンファレンスでは、双極症に関する最新の研究発表が行われるだけでなく、当事者や家族向けのセッションも充実しています。たとえば、病気との付き合い方や、治療の最新情報、支援体制の話など、普段なかなか聞けないような内容が満載。

当事者による発表も多いと聞いています。ご自身の双極症の経験を、英語でポスター発表する当事者などもいるそうです。
私たちネット心理教育からも、当団体の活動についてのポスター発表などを予定しています。

また、世界中の専門家と直接交流できるのも大きな魅力です。最前線で活躍する医師や研究者がどんなことを考えているのかを知ることで、双極症に対する理解がぐっと深まります。

日本で開催されるチャンス!

なんと、2025年9月17日〜19日には、このISBDのカンファレンスが日本(千葉県の幕張メッセ)で開催されます!
普段は海外で行われますが、今回は日本での開催ということで、海外に行かずにして国際カンファレンスに参加できます。

実際に参加すると、「こんなにも多くの人が双極症について考え、研究し、サポートしているんだ!」ということを実感できるはず。孤独を感じがちな病気ですが、世界中には同じ課題に取り組んでいる仲間がたくさんいることが分かると、少し気持ちが楽になるかもしれません。

英語に不安がある?

ISBDの共通言語はもちろん英語なのですが、今回は日本での開催ということで多くのプログラムに【英語→日本語】の翻訳が付いています。
プログラム(案)が既に発表されていますが、ほとんどのプログラムに【with Translation (翻訳付き)】と書かれています。

各プログラムで質問やコメントをしたいときや、海外の当事者・研究者に話しかけるときは、もしかしたら手元にスマホを準備して翻訳アプリを使うと良いかもしれません。
完璧な英語を話せる必要はないのです。
翻訳アプリなどを活用して、コミュニケーションを取ろうとすることが大事だと思っています。
また、「ちょっとは英語話せるよ!」という当事者の方も、どうぞ躊躇いなくチャレンジしてみてください。

これを書いている布団ちゃんも英語はまだまだ勉強中ですが、なんとか積極的に話をしてみようと思っています。
私はアメリカに短期留学していたことがあるのですが、変な英語で喋っても意外と通じるのです。
それは日本に居る外国人が「カタコト」の日本語であなたに話しかけてきても、なんとなく意味が伝わるのと同じです。

ぜひ、一歩踏み出してみよう!

日本開催のこの機会、ぜひ勇気を出して参加してみませんか?「ちょっと興味があるけど迷っている…」という方は、事前にプログラムをチェックしたり、オンラインでの参加方法を調べたりしてみるのもおすすめです。
関連リンクを貼っておきます。

ISBDカンファレンスは、双極症についての新しい知識を得るだけでなく、同じ関心を持つ人たちとつながる絶好の場です。あなたもぜひ、この貴重な機会を活用してみてください!

関連リンク

プログラム
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この記事を書いた人

NPO法人。ネット心理教育では、双極性障害の知識や治療法の情報をYouTube動画とZoomのグループワークで広めています。心理教育とは、病気や治療に関する知識を身につけ『生きる力』にするための心理療法の一つです。

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