スタッフ凜、整形外科入院生活での↓(下げ)活動

ストレスとの闘い

こんにちは。NPO法人ネット心理教育ピアサポートスタッフの凛です!
今日は私の体験に基づいて、ネット心理教育で学んだことを入院生活にどう活かしたかについて書いていきます。
初めに・・・
4月13日、人工膝関節全置換術で入院。4人部屋は満床。
私は窓側のベッド。
フラットな状態で入院したけれど、さまざまなストレスで軽躁気味に!!
精神科入院ではないけれど、入院生活のストレスと【↓(下げ)活動】がご参考になれば嬉しいです。
*↓(下げ)活動とは、日常生活で自分の気分が上がってしまった時に行う活動です。
主なストレス
- 【生活習慣の変化】
- 決まった時間の消灯、点灯、食事の時間の変化
- 自分の自由にできない
- 決まっている室温
- 病院内はとても暑く半袖を着ていても暑い。…と思ったら突然クーラーが効いて冬物パジャマでないと寒くなったりした
- 【音のストレス】
- 同部屋の人の生活音
- 点滴アラーム(自分のも含む)
- 同部屋の来客者との会話の大きさ
- 誰かしら、くしゃみ、せきをしているし、いつも独り言を言っている人が居た
- 他人と24時間カーテン一枚の仕切りで過ごすストレス
- 【人との関わり、人の出入りの多さ】
- 毎日2度来る担当看護師とのやりとり
- 1日4回来る血糖値の測定、朝夕の血圧、体温測定、薬の確認のやり取り、リハビリマシーンの角度を決めるやり取りを毎回ほぼ初対面の看護師と行う
- 新人看護師が大勢ついたりもした
- イヤでも付き合わないといけないストレス
- 毎日2度来る担当看護師とのやりとり
- 【リハビリ、傷の痛み】
- 手術後の痛み
- これは、痛み止めの点滴と内服薬でなんとかなります
- リハビリの辛さ
- 毎日、進歩し続けるごとに新しい痛みが走ります。激痛の時も!!でも、リハビリを頑張らなければ退院後はもっと辛いと思って頑張る
- 手術後の痛み
- 【お酒やタバコ】
- もちろん入院中は禁酒、禁煙です
ストレスの結果…



私は「生活習慣の変化」、「音のストレス」、「人との関わり」
でフラット状態から軽躁気味に!!
- 不眠
- 今迄は2:00~12:00の10時間睡眠だったが、22:00~6:00の8時間睡眠を求められたものの、結果22:00~3:00の5時間睡眠に
- ネットショッピングに走る
- 気分がそわそわして落ち着かなくなる
そこで私がした対策は!!



入院中の↓(下げ)活動(息抜きとして行うものも含む)!!
私が病院内で出来た↓(下げ)活動は…
↓(下げ)活動 景色を眺める
ラッキーな事に私は窓側のベッドだったので景色はいつでも眺められた。
病室以外にも談話室から違う景色を見る事が出来た。
ただ、膝のリハビリ中だし病院にはお庭もなかったので外出できず外の空気も吸えない状態だった。
これはストレスだった。
↓(下げ)活動 好きなYouTube(癒し系、動物もの)を見る
YouTubeを見る、LINEをする、TVerを見る、Xをするなど、スマホがなければ私は100%入院生活を送れなかった!!
↓(下げ)活動 ストレッチをする
膝が痛くて自立はなかなかできないので上半身だけのストレッチを。
(膝のストレッチはリハビリ師さんと一緒に)又は指示を守って。
(ストレッチは身体も気分も気持ち良くなった)
↓(下げ)活動 深呼吸をする
深呼吸は全身麻酔をしていたため、のどが通りにくくなっていたため、なるべく深呼吸を意識していたが、↓(下げ)活動としても大活躍だった!!
深く息を吐きながらのストレッチは最高、おススメです!!
↓(下げ)活動 友人とのくだらないLINE
仲の良い友人との繋がりは大切だと痛感!!
笑いはイライラを吹き飛ばす勢いがありますね。
くだらないことを沢山話して、少しは愚痴を聞いて貰ってストレスを軽減し、笑って↓(下げ)活動をしました。
↓(下げ)活動 洗顔後の美肌作り
美肌作りというと大げさですが、洗顔後、化粧水、乳液、美容液を塗って目の下に冷たい部分パックをし深呼吸してみる。
これだけでも高ぶった気分が落ち着いて肌の手入れも出来て一石二鳥です。
(部分パックのシートは無印良品に売っています)
↓(下げ)活動 良い香りをかぐ
アロマオイルなどは無理なのでほんのり香るヘアオイルをつける。
好きな香りに癒されます。
ただし、同部屋の人の迷惑にならない程度の香りに。
↓(下げ)活動 耳かき
優しく耳の中をマッサージすると気持ち良い!!
本当に耳がかゆくなった時もスッキリ!!



この様な↓(下げ)活動を取り入れる事でなんとか14日間の入院生活を終了する事が出来ました。
イライラには、私が入院した病院の食事はとても美味しかったので、もりもり食べて満足感を得ていました。
最後に…
心理教育の三本柱について振り返ってみましょう。
- 薬をきちんと飲む
- 規則正しい生活を守る
- ストレスマネジメント
これらの行動、私の入院中はどうしていたかについてお話します。
食事はお腹が空いたからと言っても間食は出来ないし、甘い物も食べられません。
ただでさえ、調子を崩しがちな入院生活です。出来たらフラットな状態での入院をお勧めします。
↓(下げ)活動で、何かあなたが出来る事を見つけて実践してみてください。
これから入院する予定がある方、入院はしないけど、↓(下げ)活動はやってみたいと言う方、ご参考になれば嬉しいです。
おまけ
病院に持って行って便利だった物
- 延長コード
- 携帯、イヤホンの充電コードが足りなかった。
- うちわ
- リハビリで汗をかいた時に室温を下げられないので。
- 付箋、ペン
- 看護師とのやり取りなどのちょっとしたメモに。
- クリアファイル
- 術後に渡される「お薬説明書」「リハビリテーション実施計画書」など貰う書類が結構あるので、しまうのに。
- 耳かき
- 本当に耳がかゆくなった時に使いましたし、耳かきじたい優しく耳の中をマッサージすると気持ち良くなりました。
- 爪やすり
- 爪がひび割れてしまった、などのトラブルもファイル一枚でパパっと解決!
- どこかを引っ掛けてはいけませんからね。爪が割れやすい方は持って行く事をおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
以上
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