双極性障害(双極症)との共生:ハックの社会復帰!
双極ハック、ブログ始めます。そして社会復帰
はじめまして。双極ハック/BipolarHackと申します。東北生まれ埼玉在住の40代男性です。双極性障害(双極症)Ⅱ型の当事者です。このNPO法人ネット心理教育ピアサポートのHP内にてブログを掲載させていただくこととなりました。毎週月曜日と木曜日に更新させていただきます。
今回は簡単に、双極性障害(双極症)と共に生きる中での社会復帰の道のりについてお話しします。休職からリワーク、そして新たな挑戦へと言う流れを自己紹介がてら、共有させていただき、同じ悩みを抱える方々の希望となれば幸いです。
双極性障害(双極症)との出会いと人生の転換点
2018年、私は双極性障害(双極症)と診断されました。それまで順調だったキャリアが一変し、ラピッドサイクラー化。なんども休職・復職を繰り返しました。そして最後に1年半の休職を余儀なくされました。休職期間の最初なずっと寝込んだままでしたしとても辛かったことを思い出します。しかし、それは新たな転換点となりました。
リワークプログラム:社会復帰への第一歩
休職中、私はリワークプログラムに参加しました。家から電車で通える範囲内の自立訓練施設に入所しました。これらのプログラムは、双極性障害(双極症)を抱える私にとって、社会復帰への重要なステップとなりました。以下は私が学んだ主なポイントです。そのうちもっと詳しい内容は書きたいと思います。これらのリワークプログラムが決定的に私の復帰をサポートしてくれました。
- 自己管理スキルの向上
- ストレス対処法の習得
- 職場コミュニケーションの再構築
- 時間管理と優先順位付けの訓練
治療と自己ケア:双極性障害(双極症)との共生
私の治療は、主にリチウムとエビリファイを中心としてた薬物治療です。しかし、それだけでなく、以下の自己ケア方法も取り入れています。それらは、自らの勉強を通して、そしてリワークプログラムを通して手に入れられた習慣でした。
- マインドフルネス瞑想
- 認知行動療法の実践
- 気分トラッキングアプリの活用
- 定期的な運動(筋トレ、ウォーキング)
これらの取り組みが、双極性障害(双極症)の症状管理に今も大きく貢献しています。
新たなキャリアと挑戦
2024年7月1日、私は晴れて社会復帰を果たしました。現在は、もともとやっていたホテル経営とフリーランスの業務委託という二つの仕事を両立しています。また、メンタルヘルステック業界への参入を夢見ており、双極性障害(双極症)に関するアプリ開発にも興味を持っています。業務委託の方は東京の企業に出社もしていて一日8時間程度就業しています。クローズで契約していますので、特に配慮などはありません。自らのセルフケアで得た力をもとに業務を乗り切っていきたいと考えています。
家族のサポートと日常生活
社会復帰の過程で、家族の支えは欠かせませんでした。年上の妻は家庭のリーダーとして私を支え、中学生の娘の成長は私に前向きな刺激を与えてくれます。家族との時間、特に旅行を楽しむことが、私の生活の喜びとなっています。休職し始めの頃は家族関係も最悪になっていました。私のうつの状態での寝込んでいる状況を、「だらしない」と妻も娘も感じていました。そして躁で散財をしたりしたことが決定的な家族関係にヒビを入れました。休職期間中からリワークを通して家族関係の見直しも測り、今ではちょっとずつ関係も良好になりつつあります。
趣味と関心:心の健康を保つために
双極性障害(双極症)と付き合いながら、以下の趣味や関心事を大切にしています。
- 本を読むこと
- お笑い(番組・劇場)を楽しむこと
- 自然とのふれあいやアウトドア活動
- クラフトビールの味わい(特に海外のもの)
これらの活動が、私の心のバランスを保つ上で重要な役割を果たしています。お酒はあまり双極性障害(双極症)には良いとされていませんが、今は心のバランスを取る大事な味方になってくれています。飲みすぎて散財するなどには注意をしなければいけませんね。
まとめ:希望を持って前進する
双極性障害(双極症)との診断は、私の人生に大きな変化をもたらしました。しかし、適切な治療とサポート、そして自己管理の努力により、社会復帰を果たし、新たな人生の章を開くことができました。
この経験を通じて学んだことを、これからもブログを通じて皆さんと共有していきたいと思います。私はAIを多用して勉強しています。そこで得た双極性障害の知識も共有させていただきます。双極性障害(双極症)と診断された方、休職中の方、社会復帰を目指している方々に、少しでも希望や勇気をお届けできれば幸いです。
今後ともよろしくお願いします。コメントやフォローをお待ちしています!
双極ハックより https://x.com/bipolarhack