もっと知りたい双極症 第2版 ココロの健康シリーズ を読んだ感想

目次
はじめに
双極症に関する書籍の感想を双極症の当事者スタッフの凛が書きます。
買おうかどうか検討中の方は参考にしてくださいね。
このコラムは3回シリーズです。隔週の土曜日に更新します。
今回は第3回目、最終回です。
このシリーズで紹介する書籍は、
・『双極症と診断されたとき読む本』
・『これだけは知っておきたい双極症』
・『もっと知りたい双極症』の3冊です。
気になる本がありましたら、過去の記事も読んでくださいね。
書籍紹介

感想
イラスト入りで、文章も大きく、うつ状態や集中力がない時でも読みやすくて、グッド!!
躁状態、うつ状態に現れやすい気分や行動が載っていて、それぞれの状態のときの特徴が細かく載っているので、自分と比べやすい。
寛解期からの再発予防の点から見た内容が多かったように思う。
睡眠では、睡眠リズム、就寝前にやったほうが良いこと、やらない方が良いこと、薬の知識では代表的な薬のトリセツが載っていてわかりやすい。
治療法は、維持療法、精神療法(心理教育、対人関係・社会リズム療法、認知行動療法)など詳しく載っているのが勉強になった。
踏み込んだ内容では、妄想の種類やカタトニアの症状についてなど、頭に入れておいて良いと思った。
または双極症と併存しやすい「不安症」「発達障害」も併せて頭に入れておきたいと思った。
躁状態、うつ状態を体験して寛解期にいる方に読んで欲しい1冊です。
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