保存版:双極症と診断されたばかりの方へ――心理教育は「病気と、これから自分にできることを学ぶ」道しるべです

心理教育とは、むずかしい勉強ではありません。病気を知り、自分の変化に気づき、これから何をしたらよいかを一緒に考えるための学びです。

NPO法人ネット心理教育ピアサポート 公認心理師
木野内南(布団ちゃん)

NPO法人ネット心理教育ピアサポート
理事長 薬剤師 藤田剛(窓師)
「あなたは双極症です」と言われても、すぐには受け止められないかもしれません。
「どうして自分が?」「これからどうなるの?」「薬を飲んでいれば大丈夫なの?」。たくさんの疑問や不安が出てくるのは、自然なことです。
診断された時点で、双極症について詳しく知っている人はほとんどいません。そこで役立つのが、心理教育です。心理教育とは、むずかしい勉強ではありません。病気を知り、自分の変化に気づき、これから何をしたらよいかを一緒に考えるための学びです。ここでは心理教育に沿って診断されたばかりの方の取り組みについて説明します。
この記事の読み方
- 忙しい方は、「3つの大切な約束」までお読みください。最初から守ることと心理教育の簡単な説明が書かれています。
- 「ご家族・周囲の方へ」までが一般的な解説です。
- 「補足:心理教育には科学的な根拠があります」からは、心理教育のエビデンスなどを解説しています。
- さらにこの記事の情報元を最後に紹介しています。
診断と治療は医療機関で
この記事は、双極症について学ぶための一般的な心理教育情報です。診断や治療方針の決定は、主治医や医療機関で行われます。自己判断で薬を変更・中止しないでください。強い不眠、著しい気分の高まりや落ち込み、自傷・他害のおそれ、生活への大きな支障がある場合は、心理教育だけで対応しようとせず、早めに主治医や医療機関へ相談してください。今すぐ安全が心配な場合は、救急受診や救急要請を含めて、安全を優先してください。
3つの大切な約束
まず、この3つは必ず忘れないでください。
- 自己判断で通院をやめない
- 自己判断で薬を減らしたり、やめたりしない
- ひとりで抱え込まない
①自己判断で通院をやめない
調子が良くなったように感じても、治療が不要になったとは限りません。通院を続けることが、安定した生活につながります。
②自己判断で薬を減らしたり、やめたりしない
薬によって安定した状態が保たれていることがあります。薬の変更や中止は、必ず主治医と相談して決めましょう。
③ひとりで抱え込まない
困ったことや不安なことがあれば、一人で我慢しないでください。
家族や信頼できる人、主治医、看護師、薬剤師、心理士、精神保健福祉士など、相談できる相手はたくさんいます。
そして、同じ経験を持つ当事者会やピアサポートも、心強い支えになることがあります。
④あわてて全部理解しようとしなくても大丈夫
双極症は少し複雑な病気です。最初から全部理解する必要はありません。
一歩ずつ学んでいけば十分です。
これから心理教育について説明してゆきますが、急いで知りたい方はこのチラシ(図)をご覧ください。
【心理教育とは何か? 急いで知りたい方へ:1枚でわかります】

出展: NPO法人ネット心理教育ピアサポート (pdfファイルがダウンロードできます)
この記事でわかること
- 心理教育とは、どのようなものか
- なぜ双極症では「病気を知ること」が治療に役立つのか
- 心理教育で、どのようなことを学ぶのか
- 診断されたばかりの方は、何から始めればよいか
- バルセロナ・プログラムと再発予防の研究
双極症は「知ること」が治療に役立つ病気です
うつ病については、テレビ、インターネット、書籍などで目にする機会が比較的多くあります。一方、双極症に特化した一般向けの情報は、うつ病と比べて、まだ見つけにくいかもしれません。
インターネットで調べても、躁状態、うつ状態、薬、生活上の注意、当事者の体験談などが別々に掲載されており、「結局、自分は何から学べばよいのだろう」と迷うことがあります。
双極症は、少し複雑な特徴を持つ病気です。
- 気分や活動性が高まる躁状態・軽躁状態
- 気分や意欲が低下する抑うつ状態
- 症状が落ち着いている安定期
- 高揚と抑うつの特徴が同時に現れることがある混合状態
どの状態にあるかによって、本人の感じ方、必要な治療、生活上の工夫、周囲の対応が変わります。さらに、同じ双極症でも、症状の現れ方や経過は一人ひとり異なります。
| 人によって異なること | 例 |
|---|---|
| 現れやすい症状 | 躁が目立つ、うつが長い、イライラが強い、混合状態になりやすい |
| 最初に現れる変化 | 睡眠が短くなる、予定が増える、話す量が増える、朝起きられなくなる |
| 調子を崩すきっかけ | 徹夜、仕事の繁忙、旅行、対人関係、季節、薬の飲み忘れ |
| 役立つ対処 | 予定を減らす、睡眠を守る、家族に伝える、早めに受診する |
そのため、医療者から治療を受けるだけでなく、本人自身が病気の特徴を知り、自分に起きている変化を医療者に伝えることが大切になります。
医師や医療者には、医学と治療についての専門知識があります。一方、当事者本人は、毎日の気分、睡眠、活動量、考え方、生活の変化を最も長く観察できる人です。
医療者の専門知識と、本人が持っている「自分についての情報」を組み合わせる。
そのための土台になるのが、心理教育です。
心理教育とは何ですか?
心理教育とは、病気や治療についての信頼できる情報を知り、病気とつきあうための具体的な方法を学ぶことです。英語では「Psychoeducation(サイコエデュケーション)」と呼ばれます。
「教育」という言葉が入っていますが、学校の授業のように、専門家が一方的に知識を教え込むものではありません。
心理教育では、医学的な情報と、本人が実際に経験してきた気分・睡眠・生活の変化を照らし合わせます。
- 自分の場合、どのようなときに調子を崩しやすいのか
- 悪化の前には、どのような小さな変化が現れるのか
- 大きく崩れる前に、何ができるのか
- 治療について、主治医に何を相談したいのか
こうしたことを、本人、医療者、必要に応じて家族や支援者と一緒に考えます。
次のようなものではないことに注意してください。
- 医療者の言うことに、無条件で従うこと
- 病気を受け入れるよう、説得されること
- 性格や考え方を「直される」こと
- 病気について、完璧に勉強すること
心理教育は、双極症とつきあうための
「自分専用の取扱説明書」を作る作業ともいえます。
なぜ心理教育が役に立つのでしょうか?
1.病気を「自分のせい」にしなくてよくなる
双極症の特徴を知らないと、「自分は意思が弱い」「なぜ同じ失敗を繰り返すのだろう」「もっと頑張らなければ」と、自分を責めてしまうことがあります。
病気について知ることで、「性格の問題なのか」「症状による変化なのか」「今できる対策は何か」を整理しやすくなります。
知識は、自分を責めるためではなく、自分を守るために使うものです。
2.再発の兆しに早く気づきやすくなる
双極症では、症状が大きくなる前に、小さな変化が現れることがあります。これを「初期サイン」「前兆」「兆し」などと呼びます。
- 睡眠時間が短くなっても平気に感じる
- 予定や買い物、SNSへの投稿が増える
- 話す量や連絡する回数が増える
- 反対に、朝起きられなくなる
- 人と会うことや返信が難しくなる
- 自分を責める考えが強くなる
自分の初期サインを知っておけば、予定を減らす、睡眠を確保する、周囲に伝える、主治医へ早めに相談するなど、大きく調子を崩す前の対応につなげやすくなります。
3.治療に自分自身が参加できるようになる
治療は、医療者が一方的に決めるものではありません。本人の希望、生活、これまでの経過、薬の効果や負担を共有しながら、相談して決めていくことが大切です。
これを共同意思決定(SDM)と呼びます。SDMとは、本人と医療者が情報を共有し、納得できる治療方針を一緒に考えることです。
本人が治療に参加することで、早めの対応や納得できる治療につながります。それは、症状を抑えるだけでなく、自分らしい生活や生活の質(QOL)を守り、高めていく助けにもなります。
4.薬を「納得して使う」ために役立つ
双極症の治療では、薬物療法が大切な役割を持ちます。しかし、薬の目的や副作用が分からないままでは、不安になるのも当然です。
心理教育では、次のようなことも学びます。
- 薬は何を目的として使うのか
- どのような効果が期待されるのか
- どのような副作用があり得るのか
- 血液検査などが必要なのはなぜか
- 飲み忘れや副作用があったとき、どう相談するか
目的は、言われたとおりに薬を飲むことではありません。メリットと負担を理解し、主治医や薬剤師と相談しながら、納得できる治療を続けることです。
5.生活の整え方が分かる
双極症では、睡眠と生活リズムが重要です。寝不足、徹夜、夜更かし、時差、過密な予定、長時間労働などが、気分の変化に影響することがあります。
また、つらい出来事だけでなく、旅行、イベント、新しい仕事、恋愛、創作活動など、楽しい出来事でも、興奮が続き、睡眠や休息が減ることで調子を崩すことがあります。
心理教育では、楽しみを全部我慢するのではなく、楽しみながらもやりすぎないこと、活動の後に休むこと、睡眠を大きく崩さないことを考えます。
6.一人で病気を管理しなくてよくなる
調子が悪くなると、自分だけで状態を判断することが難しくなる場合があります。そのため、本人の希望があれば、家族や身近な人にも心理教育に参加してもらうことがあります。
ただし、家族への情報共有は本人の同意を基本とします。家族関係が負担になっている場合に、無理に家族を参加させる必要はありません。
心理教育では、どのようなことを学ぶのですか?
心理教育の内容は、医療機関やプログラムによって異なります。代表的な内容は次のとおりです。
| 学ぶテーマ | 具体的な内容 |
|---|---|
| 双極症の基礎知識 | 躁・軽躁・抑うつ・混合状態・安定期 |
| 治療について | 薬の目的、効果、副作用、検査、相談方法 |
| 自分の経過 | 過去の症状、きっかけ、回復までの流れ |
| 初期サイン | 睡眠、活動量、話し方、買い物、考え方の変化 |
| 生活リズム | 起床、就寝、食事、仕事、休息の整え方 |
| セルフモニタリング | 気分表、睡眠表、日記、アプリなどによる記録 |
| ストレスへの対処 | 予定を減らす、休む、問題を分けて考える |
| 周囲との協力 | 家族や支援者への伝え方、緊急時の対応 |
| 回復後の生活 | 復職、学業、家事、再発予防、自分の目標 |
すべてを一度に身につける必要はありません。診断直後は、理解できるところから少しずつで大丈夫です。
どうやって心理教育を学べばよいですか?
心理教育には、さまざまな学び方があります。
- 診察の中で、医師や看護師、心理職、薬剤師などから説明を受ける
- 医療機関の個人・集団心理教育プログラムに参加する
- 本人の同意のもと、家族や支援者と一緒に説明を受ける
- 信頼できる本や公的なウェブサイトを読む
- 動画やオンライン教材で学ぶ
- 当事者会やピアサポートで、ほかの人の工夫を聞く
- 気分表や睡眠表をつけ、診察で振り返る
大切なのは、たくさんの情報を集めることではありません。
学んだことを、自分の毎日の生活に一つずつ結びつけること。
そして、分からないことを主治医や医療者に相談することです。
診断されたばかりのときに、まず学びたい5つのこと
- 今の自分は、躁・軽躁・抑うつ・安定期のどこに近いか
自分だけで決めず、主治医と一緒に確認します。 - 処方されている薬は、何を目的としているか
薬の名前だけでなく、躁を抑える、うつを改善する、再発を予防するなどの目的を確認します。 - 睡眠にどのような変化があったら相談するか
双極症では、気分より先に睡眠が変化する人もいます。 - 調子が悪くなったとき、誰に連絡するか
医療機関、家族、友人、支援者など、相談先を決めておきます。 - 次の診察で聞きたいことをメモする
診察室では質問を忘れやすいため、小さな疑問も書き留めておきます。
次の診察に持っていけるチェックリスト
- 今の状態を、主治医はどのように見ていますか?
- 今の薬は、何を目的として処方されていますか?
- 気をつけたい副作用や、必要な検査はありますか?
- 睡眠や気分がどのように変わったら、早めに連絡すべきですか?
- 自分の地域や医療機関で、心理教育を受けられますか?
調子が悪いときは、学ぶことより治療を優先してください
心理教育は大切ですが、いつでも同じように学べるわけではありません。
躁状態が強いときには、説明を落ち着いて聞いたり、自分の状態を振り返ったりすることが難しくなります。抑うつ状態が重いときも、文章を読んだり、記録を続けたりすることが大きな負担になる場合があります。
そのような時期は、無理に勉強する必要はありません。
- 安全を確保する
- 睡眠と休息を確保する
- 医療につながる
- 薬物療法や環境調整を受ける
- 仕事や家事など、生活上の負担を減らす
こうしたことを優先し、症状が落ち着いてから、無理のない範囲で学び始めましょう。
心理教育は、薬の代わりではありません
心理教育を受ければ薬が不要になる、ということではありません。また、心理教育だけで、強い躁状態や重いうつ状態を治療するものでもありません。
双極症の治療では、一般に、薬物療法を土台としながら、心理教育などの心理社会的支援を組み合わせることが大切です。
心理教育は、治療を受け身で受けるのではなく、治療に自分自身が参加するための方法です。
まとめ――全部分からなくても、今日から始められます
- 心理教育は、病気と治療を知り、自分に合った対処法を学ぶことです。
- 医療者の知識と、本人が持つ「自分についての情報」を組み合わせます。
- 初期サインに早く気づき、受診や生活調整につなげる助けになります。
- 薬物療法と組み合わせ、納得できる治療と再発予防を目指します。
- 診断直後に、すべてを理解する必要はありません。
「病気を受け入れなければならない」と急ぐ必要もありません。
まずは、自分に何が起きているのか、どのような治療を受けているのか、どんな変化があったら相談するのかを、一つずつ知るところから始めてみてください。
心理教育は、病気に人生を支配されるためのものではありません。
病気の特徴を知り、自分の生活を自分で選び直していくためのものです。
ご家族・周囲の方へ
心理教育は、本人を管理したり、病気を認めさせたりするためのものではありません。
本人の経験や希望を尊重しながら、変化に気づき、必要なときに医療につなぐための共通の言葉を増やすものです。
| 避けたい言い方 | 伝えやすい言い方 |
|---|---|
| また躁になっているんじゃない? | 最近、眠る時間と予定の増え方が、いつもと少し違うように見えるよ。 |
| 薬をちゃんと飲まないから悪い | 薬について困っていることがあるなら、次の診察で一緒に相談してみようか。 |
| もっと前向きに考えて | 今は何が一番つらい? 話せることだけで大丈夫だよ。 |
補足:心理教育には科学的な根拠があります
ここからは、もう少し詳しく知りたい方のための補足です。難しく感じる場合は、今は読み飛ばしてもかまいません。
日本の診療ガイドラインでも心理教育が提案されています
日本うつ病学会の「日本うつ病学会診療ガイドライン 双極性障害(双極症)2023」では、薬物療法に心理社会的支援を加えることで、再発・再燃の予防、社会的機能の回復、生活の質の向上などが期待されると説明されています。
また、治療を始めた時期、または急性期の症状が改善した早い時期には、本人に、可能であれば家族にも、基本的な内容を短期間で学ぶ心理教育を行うことが提案されています。症状が安定した維持期には、より体系的な集団心理教育などが再発予防に有用とされています。
大切な点
心理教育の効果は、「本や動画を見るだけ」で一律に得られるという意味ではありません。研究で検証された多くの心理教育は、薬物療法を続けながら、決められた内容を体系的に学び、初期サインや生活上の対処を実践するプログラムです。
世界的に知られる「バルセロナ・プログラム」
双極症の心理教育で、世界的に知られ、標準的なモデルの一つとして広く参照されているのが、スペイン・バルセロナの研究グループによって開発されたバルセロナ・プログラムです。
フランセスク・コロンとエドゥアルド・ヴィエタらが開発した、症状が安定している双極症の当事者を対象とする、全21回の集団心理教育プログラムです。
主な内容は、次の領域で構成されています。
- 双極症と、その経過について知る
- 薬物療法と治療継続について知る
- アルコールやその他の物質による影響を知る
- 躁やうつの初期サインを見つける
- 生活リズムを整え、ストレスや再発に対処する
情報を一方的に伝えるだけでなく、自分の経過、初期サイン、再発時の対処、生活上の工夫を具体的に考えることを重視しています。
再発予防効果を調べた研究
代表的な無作為化比較試験では、薬物療法を受け、症状が安定していた双極Ⅰ型・Ⅱ型の当事者120人が、次の二つのグループに分けられました。
- 21回の体系的な集団心理教育を受けるグループ
- 同じ回数の非構造化グループ活動を受けるグループ
2年間の追跡では、集団心理教育を受けたグループで、再発した人の割合や再発回数が少なく、躁・軽躁・うつ・混合エピソードの再発までの期間が長くなりました。入院回数や入院期間も少ないという結果でした。
さらに5年間追跡した研究でも、心理教育を受けたグループでは、比較グループより再発回数が少なく、症状のある状態で過ごした期間も短いという結果が示されています。

研究結果を読むときの注意
これらの研究は、次の条件で行われています。
- 薬物療法と組み合わせて行われた
- 症状が安定している時期の人が参加した
- 専門家が行う、21回の体系的な集団プログラムだった
したがって、心理教育を受ければ再発が完全になくなる、どのような教材でも同じ効果が得られる、という意味ではありません。
また、生活の質(QOL)や社会的機能への効果については、研究によって結果に違いがあります。「必ずQOLが上がる」と断定するのではなく、再発を減らし、本人が治療に参加し、自分らしい生活を守るために役立つ可能性があると考えるのが適切です。
日本で21回のプログラムを受けられない場合は?
日本では、バルセロナ・プログラムを原法どおりに受けられる医療機関は限られています。しかし、心理教育は一つの決まったプログラムだけを指すものではありません。
- 診察で少しずつ説明を受ける
- 短期間の心理教育プログラムに参加する
- 信頼できる本、動画、ウェブ教材で学ぶ
- 気分表や睡眠表をつけ、主治医と共有する
- 家族や支援者と初期サインを共有する
- 当事者会やピアサポートで、ほかの人の工夫を知る
こうした方法でも、心理教育の大切な要素を少しずつ学ぶことができます。学んだ内容を自分だけで判断せず、診察で主治医と共有することが大切です。
もっと学びたい方へ
NPO法人ネット心理教育ピアサポートでは、双極症について、当事者・家族向けに学べる動画、コラム、資料を公開しています。最初から順番に学ぶ必要はありません。気になるところから、無理のない範囲でご覧ください。
参考文献・参考資料
- 日本うつ病学会. 日本うつ病学会診療ガイドライン 双極性障害(双極症)2023 .2023年3月1日.
- World Health Organization. Psychoeducation, family interventions and cognitive-behavioural therapy . Updated 2023.
- Colom F, Vieta E, Martinez-Aran A, et al. A randomized trial on the efficacy of group psychoeducation in the prophylaxis of recurrences in bipolar patients whose disease is in remission . Arch Gen Psychiatry. 2003;60(4):402-407. doi:10.1001/archpsyc.60.4.402.
- Colom F, Vieta E, Sánchez-Moreno J, et al. Group psychoeducation for stabilised bipolar disorders: 5-year outcome of a randomised clinical trial . Br J Psychiatry. 2009;194(3):260-265. doi:10.1192/bjp.bp.107.040485.
- Bond K, Anderson IM. Psychoeducation for relapse prevention in bipolar disorder: a systematic review of efficacy in randomized controlled trials . Bipolar Disord. 2015;17(4):349-362. doi:10.1111/bdi.12287.
- Colom F, Vieta E. Psychoeducation Manual for Bipolar Disorder . Cambridge University Press; 2006.
- コロン F,ヴィエタ E 著,秋山剛・尾崎紀夫 監訳. 双極性障害の心理教育マニュアル―患者に何を、どう伝えるか .医学書院;2012.
医療上の注意: 本記事は心理教育を目的とした一般情報です。診断・治療方針は、主治医や医療機関に相談してください。薬の開始・中止・増減は、自己判断で行わないでください。
NPO法人ネット心理教育ピアサポートについて
NPO法人ネット心理教育ピアサポートは、
「すべての当事者に心理教育を」を目標に、双極症を中心とした心理教育の普及に取り組んでいます。
双極症について、診断されたばかりの方にも分かりやすく学んでいただけるように、
- 短い動画で学べる「双極症の動画図書館」
- 病気や治療、生活上の工夫を解説するコラム
- 当事者と専門職がともに学ぶオンライン心理教育
- 当事者同士の経験を生かしたピアサポート
などを行っています。
私たちは、専門家が一方的に教えるだけではなく、当事者自身の経験も大切な知識だと考えています。
医療者の専門知識と、当事者が日々の生活の中で得てきた経験を持ち寄り、
「互いに学び、みんなに伝える」ことを大切にしています。
心理教育は、一度にすべてを学ぶ必要はありません。
動画やコラムの中から、今の自分に必要だと感じる内容を、気になるところから少しずつご覧ください。
▶ NPO法人ネット心理教育ピアサポート
https://shinrikyoiku.com/
▶ 双極症の動画図書館
YouTube 双極症の総合情報チャネル ネット心理教育TV
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